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9.年齢別ドッグフードは何が違う? ~特徴と必要な栄養について

年齢別ドッグフードの違いとは? 獣医に聞いてきました
ドッグフードには年齢別で専用のドッグフードがあります。

それぞれの違いは何でしょうか、またステータスごとに必要な栄養素の量も見ていきましょう。

パピー(子犬)専用ドッグフード

体の維持だけでなく、成長のためにもエネルギーを必要とするので高カロリー、高栄養素になっています。

タンパク質含量も多くなっています。成長のためにカロリーを多く必要としますが、胃が小さくたくさん食べることができないので、1g当たりのエネルギー量を高くしています。

そのために脂肪含量が多くなっています。

パピー(子犬)専用ドッグフードの選び方

子犬(パピー)の時期には、少ない量で十分なカロリーをとれるドッグフードを選びます。

子犬は成長期で成犬よりもエネルギーを必要としますが、胃の容積が小さく、1回でたくさん食べることができません。

そのため、脂肪とタンパク質をたくさん含むハイカロリーのドッグフードを選びましょう。

▶ パピー(子犬)専用ドッグフードについてより詳しい解説はこちら

アダルト(成犬)専用ドッグフード

成長後の維持期間に入りますので、パピー用のドッグフードより1gあたりのエネルギー量は少なくなります。

アダルト(成犬)専用ドッグフードの選び方

アダルトの時期には体格が安定してきますので、体重に見合った給仕量で太り過ぎに注意して選びましょう。

▶ アダルト(成犬)専用ドッグフードについてより詳しい解説はこちら

シニア(高齢犬・老齢犬)専用ドッグフード

高齢になると活動量が低下し、基礎代謝率や筋肉量も減少するため、エネルギー要求量も少なくなります。

シニア用ドッグフードはエネルギーや脂肪含有量を抑えて作られています。

タンパク質量も腎臓の機能に配慮して低くなっています。

関節疾患などに配慮してコンドロイチン・グルコサミンが含有されているもの、抗酸化作用の強化のためにビタミンEやβ―カロテンが強化されているドッグフードもあります。

シニア(高齢犬・老齢犬)専用ドッグフードの選び方

シニア期には肝臓や腎臓の機能が落ちてくるために、タンパク質含量を減らしたシニア用ドッグフードを選びましょう。

▶ シニア(高齢犬・老齢犬)専用ドッグフードについてより詳しい解説はこちら

年齢別 栄養基準

AAFCOの栄養基準では以下を基準として設定しています。

  幼犬用基準(成長期用) 成犬用基準(維持期)
タンパク質 22%以上 18%以上
脂肪 8.0以上 5.0以上

成長期と維持期で比べてみると、成長期の方が多くのたんぱく質、脂肪が必要なことがよくわかりますね。

ドッグフードもこれに合わせて変更してあげる必要があります。

パピー用のフードを維持期もそのまま与えてしまうと、肥満の原因にもなるので注意が必要です。

参考:AAFCO栄養基準に基づく成分分析一覧表(ドライフード)

年齢ごとにフードの変更は必要?

それぞれのステータス専用ドッグフードを使用している場合は、時期に合わせたドッグフードの変更が必要になります。

ただしフードの変更はすぐに行えるものではなく、与えているフードに新しいものを混ぜて少しずつ行う必要があります。

また、新しいものを食べた際に、お腹を下さないか、アレルギー反応は出ていないかといったチェックも必要です。

最近では、全年齢対応のドッグフードも増えてきています。子犬のころから全年齢対応の品質の良いドッグフードを与えておくのも、良い方法です。

まとめ

年齢別ドッグフードの違いについて説明しました。

それぞれの時期に合わせてドッグフードを選ぶことは、その時のワンちゃんの健康を考えてあげることになります。

ドッグフードの変更が大変という方でも、全年齢対応のフードを与えることで、ワンちゃんの健康維持につながります。



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