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手作り&ドッグフードの比較

犬の健康を思って手作りごはんにトライされた方、継続されている方、多数いらっしゃるかと思います。

管理人も一応手作りの経験があるのですが、犬の栄養についての知識がまるでないまま、「家族の一員だから」と思って人間と同じものを与えてしまい(感覚的には、子どもの離乳食をつくるように、味付け前の大人の分を取り分けするという感じでした)、かえって犬の体調を崩させてしまったことがありました。「なんだか元気がないんだけど・・・」と動物病院に連れていったところ、獣医の先生には「生半可な知識で手作りなんかしたらダメ!」ときつく注意されたのでした。体調不良の原因は過度の減塩による塩分不足だったそうです。先生の言う通り、私は「うちの子に1日○gの塩分が必要」だなんてまるで知らないままに、作ったものをおいしそうに食べてくれる姿を見るのが嬉しくて手作り食を与えてしまっていました。

「人間の味付けは犬には濃すぎるっていうから、塩分は控えめに」というぼんやりした知識だけではだめだったんですよね。

それから猛反省して犬の栄養のことを聞きかじってみたところ、「体重あたり1日□gのたんぱく質が必要」「それも運動量によって変わる」「ミネラルは□g」「カロリーは□kcal」・・・とバランスがとても難しく、「とてもじゃないけれど自分にはできない」と早々に諦めたのでした。

けれど、ドライフードをあげているとやっぱり

「こんなものおいしいの?]
「毎日同じで飽きない?
「手作りの方が安心じゃない?」

という思いが浮かんできてしまい、手作り食をあげるのを諦めきれなかった私・・・^^;

そこで、手作り食とドライフードのメリット・デメリットを調べてみました。結論から言うとドライフードが圧勝ということに。ですが、愛犬とのコミュニケーションのためにも手作り食をあげたい方のために、ドライフードと手作り食の上手な併用の仕方についても最後にまとめましたので、ご一読ください。

  ドライフード 手作り食
安全性 高品質フード・粗悪フードの差ははっきりしていますが、いいものを選べば特に心配ありません。安いフード(2㎏あたり約500~1,000円)を与えてしまうと、粗悪なくず肉の害や添加物の蓄積が健康に悪影響を及ぼすので、安心できるものを選びましょう。
手作りなら文句なしの安心感。添加物やアレルギー品目を避けることができますよね。
手間 袋から出してあげるだけなので簡単。保存料不使用のフードは傷みやすいので、(1)冷蔵庫に保管する、(2)食器に出しっぱなしにしないという点だけ気をつけてください。つくりたてを配送してくれる定期購入にすれば重たい袋を運ばずに済みますし、10-20%の割引もあってお得です。 犬に合わせた栄養を計算→献立→材料を買う→調理と本当に大変。愛犬家の方は「手間は惜しみませんよ」という方が多いのですごいなぁと思っているのですが、一家の家事やパートの仕事をしながら毎日それだけこなすことができず、挫折してしまいました。
価格 おすすめの「カナガン」で計算してみると、うちの子(2㎏のポメラニアン)なら1日の給餌量が50gで1日100円。定期購入割引で1日89円。高級フードと聞くと身構えてしまいますが、予想外の手頃さでした。これなら我が家の家計でも十分続けていける価格ですし、体調を崩しにくくなって通院&投薬が減り、医療費が浮いたのも計算に入れると格安ではないかと思います。 うちの子に毎日50~100gの肉を与えるとすると、鶏胸肉なら1日45~90円、牛細切れ肉なら1日125~250円、手作り食のパウチを買うと1日432円!! 手際の悪い主婦なので「あれなら食べるかな?」「これはどうかな?」と余計なものを買って出費が膨らんでしまうということも多く・・・特別な日ならともかく毎日のことなので、手作りしていた時期はかなり家計が圧迫されていました。
栄養
バランス
いいフードには犬のからだに必要な栄養が十分含まれており、犬に有害な品目は含まれません。栄養バランスに対する安心感はダントツです。手作りをされたい方も、品質のいいドライフードを買っておいてそれと混ぜたり併用したりされると、手作りだけでは不足する分をカバーできて安心ですよね。そうされる方も多いと聞きます。 手作りにどんなにメリットがあっても、栄養バランスの不安から逃れるのはなかなか大変。必要な栄養が足りているのか、うっかり犬はNGな食品を与えないか、心配しながら作るのはストレスはなかなかのもの… 実際うちの子もミネラル不足で体調を崩してしまったことがありました。
犬種
年齢別
全犬種・全年齢対応のフードなら、量さえ守ればあとのことは気にしなくてOK。多頭飼いでも全頭同じフードを与えることができるので、犬同士のケンカにもならずに済みます。また、フードの切り替えは犬に負担をかけるので、安心して食べられるものを1つ持っておけば年齢を重ねても安心です。 洋犬・日本犬・MIXなど、血統ごとに体調よく過ごすためにとるべき食品が違うそうです。うちの子には何が合うのか、試行錯誤を続けなければいけません。逆に、日々変わるコンディションに合わせて柔軟に対応できるというメリットはあります。
口の健康 肉食動物である犬にとって、自分のあごと歯でよく噛んで食べるのが健康の基本。よく噛むことで老化を抑えたり、歯石がとれやすくなったりしますし、満腹感・満足感もアップして過食の防止になります。硬いのが苦手な子やシニア犬はお湯でふやかしたりすることで調整できますが、噛む力が衰えないように硬いものに慣らしておくのが長期的にはベストです。 食が細いからと柔らかくとろみのあるものを与えてしまいがち… それが続くとあごが衰え、ますます食べるのが苦手になって体が弱るループに陥ってしまいます。虫歯にもなりやすくなります。人間同様に歯が汚れるので歯磨きの手間も。
食いつき カナガンNDFなどの製品は人間にもわかるほどお肉とハーブのいい香りがして、犬も大喜びでよく食べてくれます。「ドライフードだけじゃかわいそう」と思わなくなりました。もともと犬の味覚はそれほど鋭くなく、毎日同じものを食べ続けるのもストレスではないようです。栄養にしろ食の好みにしろ、「家族の一員」とはいえ人間の感覚がそのまま当てはまるわけではないんですね。 やっぱり手作り食を喜んで食べてくれると犬も飼い主も大満足ですよね…その嬉しさは捨てがたいものです。でも、人間の食事をほしがるようになってしまったり、病院やホテルなどに預けたときよそのフードを食べられなくて困ったりするのがかわいそうかなと思います。主婦もたまには風邪をひきますし^^;

上記から、我が家ではドライフード中心にしておいて、トッピングやおやつに手作りを少量足すのが一番だという結論になりました。

手作りのものを犬にあげるなら、食事はドライフード中心にし、おやつを手作りにしてあげるのがおすすめです。お店でよく見かけるジャーキーなどのおやつは大量の添加物が使われており、ドッグフード以上に体を害しやすいそうです。それを手作りに置き換えてあげると健康効果大。

調理はなるべくシンプルにするのがよいとのこと。
・材料:鶏胸肉または牛細切れ肉など
・方法:材料を味つけなしでゆでる。またはフライパンで焼く。それらを指でほぐして与える。
 ※個人的には、フライパンで焼くとき使う油がよくない気がするのでボイルがおすすめ。
・量:1日のドライフード給餌量(グラム)の1/10。おやつをあげた分、食事の量を減らす。

愛犬の体調などの都合でどうしても手作り食の割合が高くなる場合は、ビタミン・ミネラル不足が心配です。獣医によると、人間用サプリの「マルチビタミン&ミネラル」を犬の体重に合わせてあげるのがよいそう。

人間用は体重60kgの人を基準につくられているので、そこからわんちゃんの体重に合わせて量を計算してみてください(粒を砕くのはけっこう面倒ですが…)。サプリメントの安全性や効果で言えば、研究が日々進んでいる人間用をあげるのが一番安心ですね。成分の割合も、ビタミンミネラルに関しては人と同じで大丈夫だそうです。

近頃は犬用のサプリメントもよいものが増えてきているので、より犬の体に合わせた効果のものが欲しい方は試してみてください。